
こんにちは花野です。月日が経つのは早いもんですね。もう2回目のブログです。
入社して半年が経ちました。振り返ればこの半年はとにかく新しいことばかりに追われてる感覚の日々でした。
今回はそのうち特に印象に残ってる3つについて綴ってみようかと思います。
業務知識
センドはWEBマーケティングが主軸の会社です。
私は異業種から来たため、知らないことばかりでした(CAPやCPO、LTVは聞いたことがある程度でした)。それなのにセンドのノウハウをSaaS化するという新規事業に携わっているため業務知識が必要不可欠な状況でした。
開発仕様を把握する際に「点」では理解出来てましたが、それらがなかなか繋がらずに苦労していました。しかし、幸いなことに社内でWEBマーケティング初級者向けの勉強会や、コンサル向けの中、上級の勉強会など開催されており、それに参加したり、動画をシェアしてもらったりなどでずいぶんと「点」が繋がってきたかと思います。
これらの勉強会を開催し、講義をしてくれた方々に感謝です。ありがとうございます。
しかし、まだまだなのでこれからも社内の皆さんに教えてもらいながら、いつか新事業の顧客とも会話できるようなレベルになりたいと思っております。
開発業務
本業である開発業務においても、未経験の技術が多く使われており結構苦労しています。。。
メインのSaaSシステムの開発部分はまだどうにかなっているのですが、自社で運営してるサイトや、インフラ、セキュリティ周りなど全く知らないものから、知ってはいるがより高度な手法を採択してるなど、まあ一筋縄ではいかないことばかりです。
こちらも徐々にキャッチアップをして、業務の幅を広げていかないといけませんね。
組織論
個人的に一番衝撃だったのがこれかもしれません。
入社した時にフラットな雰囲気で、元気が良くて、私が今まで知らない文化の会社だなーとは感じてはいたのですが、先日、真相がわかりました。
センドはセムコスタイルを参考に組織作りを進めていたのでした。元々トップの人柄で今のような雰囲気なのかなと思ってましたが勘違いでした。
(先日のインパクトサヤマさんのブログでも触れられています。)
簡単にセムコスタイルを紹介すると、以下の5つの原則を主軸においた、創造的自由を核とする経営哲学です。
- 信頼 (trust)
- 代替コントロール (alternative control)
- 自主経営 (self-management)
- 究極のステイクホルダーとのアライメント (extremely stakeholder alignment)
- クリエイティブイノベーション (creative innovation)
ティール組織の体現例がセムコスタイルなのかな?

長らくティール組織論でいうところのアンバー〜オレンジ層(個人的解釈です。)で過ごしてきた私にはこの理論は本当に衝撃でした。
ティール組織論は知っていましたが、まさかそれを体現している実例があったとは・・・。
「組織の本質は統一である。組織のベクトルが一致すれば、平凡なメンバーでも非凡な働きをすることが可能となる。」
上記が私が以前教えられ、今も信じていることです。
おそらくこれはセムコスタイルでも通ずることだとは思いますが、そこに至るプロセスが私の常識とは大きく異なりました。
私は組織の大きさに比例してモラルは低下するもの、よって、性悪説を前提にしたコントロールや規律が重要と考えてましたが、セムコスタイルはその真逆の発想です。
もちろん、どちらが正解とかでなく、どちらもそれぞれの強みはあるので、そこはトップの価値観でどちらかに寄るんだろうなと思います。
ただ、セムコスタイルは機能した暁にはリターンも大きそうですが、その分リスクも大きそうだなという印象を持ちました。
ここまでを知り、センドは勇気ある決断をしたなと思いました。もちろん全てを取り入れるわけではないでしょうが、きっと、トップ自ら変わっていく決意をしたことは想像できるし、トップの域を超えてもらいたいという思いも感じました。
私は昔のセンドを知りませんが、ずいぶん変わったという話を聞きます。きっと、これからもセンドは変わり続けるんでしょうね。
私も感覚をアップデートし、センド同様に変わっていかねばと感じたことでした。
最後に
新しいことばかりで四苦八苦していますが、新SaaS事業を成功させて、よりセンドに変化を起こしていきたいと思います!