
春のヒラマサ・乗っ込みマダイも終盤を迎えイサキの足音が近づく今日この頃。
みなさま変わらずお元気でしょうか。
あ、つい玄界灘の時候の挨拶をやっちゃいました。こんにちは、サイトウです。
今回はみんな大好き生産性のお話です。
生産性向上というと「仕事を早く終わらせる」「効率化する」といったイメージをする方が多いのではないでしょうか?
それだけではなく、生産性の向上は顧客も企業も従業員も、みんなの幸せに繋がります。
たとえば、ある営業チームが提案資料の作成に毎回多くの時間を費やしていたとします。この時間を短縮するために、よく使うテンプレートや事例集を整備し、資料作成を効率化できれば、
- 営業担当者は作業時間が短縮され、提案準備に余裕ができる
- 顧客はスピーディーかつ質の高い提案を受け取れる
- 企業としては、営業活動の回転率が上がり、売上や顧客満足度が向上する
という好循環が生まれます。企業の生産性向上に努めると、顧客は質の高い仕事を享受でき、企業の業績も上がり、結果として従業員の報酬も増える。良いことだらけですね。
生産性とは

生産性=効率の意味合いで語られることも多いですが、正確には「成果(分子)を上げる」か「効率化する(分母を下げる)」の2択です。ただしこのブログでは分母の「効率」についてつらつらと書きたいと思います。
また効率についても大きく分けると「仕組み」と「個人(スキル)」の2つの方向性がありますが、今回は後者について取り扱います。
「業務時間」より「集中する時間」
私は「どれだけ集中する時間を持続できるか」を考えています。ダラダラ1時間かかった仕事が、集中すれば20分で終わる経験は誰しもあるのではないでしょうか。理論上、このスピードを常時出せればパフォーマンスは何倍にもなります。
「集中できる時間をいかに長く確保するか?」を突き詰めると普段の生活から変化がありました。
積極休養(アクティブレスト)
軽い運動を取り入れて、体や心の回復を促す休み方。
完全に休むのではなく、ウォーキングやストレッチ、ヨガ、軽いサイクリングなど、低負荷の運動を行うことで血流を促進し、疲労物質を流す効果が期待できます。
私は脳の疲労と体の疲労のバランスを整える、という考え方で実践しています。
現代人の疲労の多くは「脳疲労」と言われています。
頭を使い続けていると、思考力・判断力・集中力が低下し、パフォーマンスが落ちてしまうもの。しかし、面白いことに軽い運動を日常に取り入れるだけで、脳のリフレッシュ効果が得られることが多くの研究で示されています。
この時から4年以上運動を続けています。脳の血がスムーズに流れる感覚があります。ずっと筋トレを取り入れていましたが、怪我が増えてしまったので今年からランニングに切り替えました。

ちなみに昴くんが「この人サイトウさんと同じこと言ってます!」と動画を送ってきました。

すみません、ここまでストイックにやってません。まだまだでした。
というかこの動画見て何になりたいんでしょう昴くん。
消極休養(パッシブレスト)

何もせず、体を完全に休める休み方。
睡眠や座って休む、横になるなど、身体を動かさずエネルギーを使わないことで回復を図ります。
体が強く疲れているときや、怪我、睡眠不足のときなどはこの休み方が効果的です。
ポケモンスリープというスマホゲームを2年近く続けています。いっぱい寝るといっぱいポケモンを捕まえられるので平日も可能な限り7~8時間の睡眠を確保するようになりました。当たり前なんですが、寝た方が日中のパフォーマンスが良いです。
- 残業より早出の方が集中できるので早起きしたい
- ポケモン寝かせるために睡眠時間を確保する必要がある
という逆算から、必然的に日付が変わる前に寝る生活になりました。
ちなみにショートスリーパーは全体の1%未満だそうで、後天的になることはほぼ不可能だそうです。
夜に携帯をダラダラ見ることでしか得られない養分もあると思ってますが、少しだけ早く寝てみてはいかがでしょうか?ポケモンスリープを始める場合はぜひフレンドになってください。飴ください。
フロー分解
生活習慣の話ばかりしてしまったので、仕事の話も少し。
「この仕事、思ったより時間がかかってしまった…」って経験、誰しもお持ちではないでしょうか。それがよく起こる人はタスクの分解が甘い可能性があります。
タスク管理表の一行、実際は複数の工程が連なっていることがほとんどです。 そこで有効なのが、タスクを「フロー(工程)」として分解することです。
たとえば「資料を作る」というタスクを、
- 調査
- 構成案の作成
- スライド設計
- デザイン
- チェック・修正
というように細かく分けることで、各工程ごとに必要な作業量や時間が可視化されます。工数が見えると目安の対応時間が見え、作業時間の見積もり精度が上がります。
タスクの見積もりが正確になれば時間をより有効に使えるようになります。また工程ごとの課題も見えやすくなるため、「この工程はAIで代替しよう」といった改善も容易になります。
集中力の持続=運動・睡眠をあげましたが、それを超越する「熱中」、あるいはネガティブだと「切迫」という要素もあります。〆切30分前の資料作成で集中が切れることはありません。
一生青春をVALUEにかかげているセンド、学生時代の体育祭・文化祭のようにメンバーが「熱中」できる環境を作っていきたいなーと考えています。それでは、本日はこの辺で。