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マーダーミステリー・TRPGの魅力

みなさま、こんにちは
PC環境のせいでゲーマーだと思われている、ただの一般視聴者えとーです。

今回のブログは国内で世界大会が開催されるタイミングで順番が回ってきたので
「eスポーツ」について書こうかなと思ったのですが、めちゃくちゃ長くなるので、
今回は再熱中の「マーダーミステリー・TRPG」について書きたいと思います!


マーダーミステリー(マダミス)


「物語の登場人物」として、物語の中で起こった事件の犯人を捜しながら、
個々のプレイヤーに設定された秘密のミッションの達成を目指す
会話を中心とした推理ゲームです。

亡霊島殺人事件

亡霊島殺人事件


ユドナリウム の画面

テーブル図

※ユドナリウム:オンラインセッション用のツール



マーダーミステリーの特徴

■基本的に「犯人」が存在する
犯人がいないシナリオもあるのですが、
基本的には犯人役と探偵役に分かれたシナリオが多いです。


■架空の登場人物が用意されている
最初に誰がどの登場人物を演じるのかを決め、
それぞれに"ハンドアウト"と呼ばれる設定資料が配布されます。


そのため、事前にキャラクターを作る等がないので、手ぶらで参加できます。
大事なのはちゃんとハンドアウトを読み込み、自分にインプットすること!

■登場人物になりきることが求められる(=RP:ロールプレイ)

それぞれ役割・個人目標(使命)が割り当てられており、
その目標を達成するために無理をしないといけないシナリオになっている。

例えば「自分が犯人だとバレないこと」だったり、

「(特定のアイテム)を入手すること」などもあります。

■カード(証拠やアイテム)に書かれていることに嘘はない

「22:00 公園にいた」などの状況・動機が記されたカードなど
自分のアリバイを示すものから自分が犯人だと示すもの等があります。

いくら口頭で自分のアリバイを言ってもカードが公開されていない以上、
信じてもらえないことがあるので、
不都合な証拠は隠しつつ、上手く言いくるめや証拠カードを活用する戦術も...

もちろんすべてがカード化されているわけではなく、
例えば、凶器がナイフだと他の証拠で分かったのにナイフのカードがないとかもあります。

■行動がターン制になっている

探索・全体会議・ペア会議・密談・推理ターンなど、
シナリオごとに決まったターンで進行されるようになっています。

情報公開・アイテム(カード)譲渡も決まった会議でしかできない等
シナリオによって制限があるので進行順はとても重要だったりします。


■エンディングはセッション参加者の投票・情報の取得具合によって決まる
最後の推理ターンで各プレイヤーが推理を行います。
「私はこのひとが犯人だと思います。なぜなら~」という形で
1人1回ずつ推理を行い、最後にGMに犯人だと思う人物を伝える流れ。

GMが集計を行い、最多数投票の方が犯人と暫定され、
アイテムや情報の取得具合により、このセッションにおけるエンディングが確定。

エンディングは犯人を見つけられたかどうかではなく、
犯人を見つけられたとしても、アイテムや情報の取得具合によって展開が変わるので
セッション中の行動もエンディングに反映されるような仕組みのようです。


TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)

自分で作成したキャラクターになりきり、
サイコロやコマなどを用いながら物語を紡いでいくゲームのことです。

狂気山脈 ~邪神の山嶺~

狂気山脈


NPCキャラクターシート

NPCキャラシ

ココフォリア画面

ココフォリア

※ココフォリア:

自作キャラクターやダイスが必要になるため、ココフォリア が使用されていることが多い。
 ココフォリアの画面は自由にカスタマイズできるため、
 GM(ゲームマスター)によって世界観の表現が変わる要素もあり。


TRPGの特徴

■自分でシナリオに合わせてキャラクターを作る
容姿・性格・精神状態・今までの人生などすべてを自分で考える必要があります。

例えば、自分に似ているキャラクターを作ったり、
年齢どころか性別すら変えてみたりと自分と真逆のキャラクターを作る方もいます。

■サイコロの目によって物語の展開が変わっていく
「ダイスを振る」と表現されることが多いのですが、
6面~100面ダイス等を用いて、出た目によって良いこと・悪いことが起きる仕様。

例えば、すごろくのようにこのシーンでは5マスを進めないといけない場合に
1マス進むためには出目「30」が必要だから100面ダイスで「30以上」を出せばOKなのに
ダイス振って出目が「30未満」だったら進めない。とかあるある。

■全体の目標達成のために協力が必要
お互いを信用して物語を進めることが前提条件になるので
疑い始めたら物語自体進まないことも。

基本マダミスのように1ターンごとの時間制限がないため、
各々が集めた情報を持ち寄りながら一緒に推理をして結末に辿り着くシナリオが多い。

そのため、協力しないと良くないことに...なる可能性も。


■調べられる場所がいくつかあるが、調べることができるかは運次第
調べられる場所によって必要な能力や数値があるため、
その能力を持っていないと調べることができなかったり、
能力を持っていてもダイスの目が必要数に届かなければ調べられなかったりします。

■感情移入がしやすい
自作キャラクターということもあり、
マダミスと比べるとセッション参加者も視聴者も感情移入がしやすい。

マダミスは推理小説や推理ドラマを聞いている感覚だけど、
TRPGはドキュメンタリーを観ている感覚になります。

TRPGにも幸せなお話だったり、哀しいお話だったりとシナリオは様々あるので
セッション終了後も引きずるレベルでロスが起こりやすいです。


また、TRPGで紹介している「狂気山脈」はアニメ映画製作のために

クラファンで1億以上の出資を集めたり、舞台を行われたりと
TRPG・マダミスファンからはとても人気の作品です!


アニメ映画はTRPG版を元に制作されますが、「狂気山脈」にはマダミス版もあり、
全く異なるシナリオなので片方通過済の方にもおすすめです♪

私はTRPG版は2回、マダミス版は第一部を2回視聴していますが、
それぞれ全く別の展開かつ、結末も全く異なるものでした。

私は初めての視聴がTRPG版の狂気山脈だったのですが、
確か7時間くらいの長時間セッションだったのと
狂気山脈はジャンルがホラー系の「クトゥルフ神話TRPG」なので
物語が進むにつれて「この物語はどうなってしまうの?」と不安な気持ちでいっぱいでした。

人気だし、通過後の私でも他のセッションを観たくなるレベルで
とても素晴らしいシナリオだなと思いますが、
初心者向きではないと思うので
TRPGを気になる方は他の作品から入る方が入りやすいかなと思います><


マーダーミステリーとTRPGの共通点

■会話形式で物語が進む
「テーブルトークロールプレイングゲーム」の名の通り、
「トーク」をしながらお互いの考えを伝え、物語を進めていくもの。


マルチエンディング
マダミスだと主に投票、TRPGだとサイコロや選んだ選択肢によって変わります。

たとえ同じシナリオでも全く同じ展開・結末になることがないため、
何度も同じシナリオのセッションを観たくなる魅力の一つですね

■1度遊んだシナリオは二度と遊べない
いわゆる推理小説で最初に犯人を知ってしまうと物語に入りこめないのと同じで
結末知ってたらまあ無理ですよね。

一応シナリオによっては、ifストーリーなど2週目・3週目できるものもありますが、
1週目のシナリオはもう二度と遊べないので、
かなり厳重な注意喚起を行った上で遊ばれていることが多いです。



どういうところが面白いの?

同じシナリオでも参加者によって展開がまったく変わること!

主にマルチエンディングなところではありますが、

アイテム・情報開示のタイミングや秘匿具合によっても展開が変わります。

今までずっとAさんが犯人の流れだったのに
最後の推理ターンでひっくり返すような情報が公開されて
候補にすら入ってなかった人が犯人になったり。

やっている本人はハラハラだと思いますが、
視聴者視点だとめちゃくちゃ面白いです♪


マダミスもTRPGも必ず会話ベースで進むため、
会話することや推理することが好きな方にはおすすめです!

人狼得意な方はロールプレイしやすそうですが、
嘘をつく必要もあんまりないので人狼よりはハードルが低いかなと思います💡

セッション時間もシナリオによって異なりますが、
マダミスだと1時間くらいのシナリオがかなり多いので、
気になった方はぜひ1度遊んでみてください♪


私自身めちゃくちゃシナリオ視聴しているわけじゃないので
もし経験者がいたらおすすめのシナリオを教えてください✿

Writer

衛藤 美紅 / えとーちゃん

ブライダル学科で結婚式やブライダルフェアを実技で経験したものの、 プランナーになりたかったわけではないので、ブライダル関連では就職せず。 元々「…

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