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世界水泳!!(50mくらいしか泳げませんけど...)

2023.08.08 #地域創生

こんにちは、カサイです。



暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか??


いきなりですが私、タイトルにもあります通り、50mくらい泳いだら腕も脚も回らなくなってぜーぜー言って力尽きてしまうほどに泳げません。

なので昔から、水泳に対しては何か憧れといいますか、崇高なものを感じずにはいられませんでした。

そんな中、この夏のビッグイベント、世界水泳が終わりました。



最終日のラストのメドレーリレーには男女とも決勝に残り、最後の最後まで楽しませていただきました。
※現在は世界水泳マスターズ選手権が開催されており、8/11で終了となります。マスターズは約100の国や地域から約10,000人が参加する大会です。




実は、センド株式会社は2023年世界水泳を勝手に応援していました!
(スポンサーじゃないので本当に勝手に応援してただけです...)


勝手に応援していたので、土日はマリンメッセ会場に行ってました。

個人的には外にあるパブリックビューイングで見た水球がすごく面白かったです。

フェイント多用して隙を作ったり、PK的なの(ペナルティスローというらしいです)でワンバウンドで水面を跳ねさせたり、これ足が着かない中でやってるってのがもう常軌を逸してる感あってサイコーでした!



競泳では世界記録もバンバン飛び出して、パブリックビューイングは大盛りあがりでした!




競泳では本多選手、瀬戸選手

アーティスティックスイミングでは乾選手のソロをはじめ、デュエットやチーム競技でも

飛込は男女混合で

メダル獲得、本当におめでとうございます!!



ということでこれを機に、世界水泳についてちょっとウンチクを述べたいと思います。


え?今さら??と遅きに失した感ありますが、過去2回の日本の開催がいずれも福岡という経緯から、

・また次回の日本開催の際には福岡になるのではないか!?

・その時に検索したらこのブログが上がってきそうじゃないか!?

的な打算も込めて...




世界水泳についてのウンチク!

世界水泳って??

6)平泳ぎ


世界水泳は国際水泳連盟が主催する水泳競技の最高峰の大会です。


その世界水泳の第20回目の開催地が福岡でした。


コンセプトは

WATER MEETS THE FUTURE ~ここで未来が待っている。~

かっこいい...!



第1回大会は1973年にユーゴスラビアで。

最近はだいたい2年に一度の開催になってるみたいです。

夏季オリンピックに次ぐ重要な大会とされていて、今回の福岡大会は約200の国や地域から約2,400人が競技に参加しました。

夏季オリンピックでは50m種目は自由形のみですが、世界水泳では平泳ぎや背泳ぎ、バタフライなども50m種目が行われます。



ちなみに前回の日本での開催も2001年の福岡でした。

我々アラフォー世代には懐かしい、イアンソープが6つの金メダル(うち4種目は世界新)を獲得して無双した大会ですね。

イアンソープの手にはまぁまぁな水かきがあったのを記憶してます。

この大会で日本は初の金メダルをシンクロナイズドスイミング・デュエットで獲得してます。


そしてその次の2003年バルセロナ大会では北島康介選手が100m平泳ぎと200m平泳ぎを世界新記録で優勝。


水泳が一大ムーブメントを巻き起こしてた時期でした。

※日本では前回と今回の2回しか開催されておらず、いずれも福岡です。




なお、次の第21回大会は2024年2月にカタールのドーハで予定されています。

2024年は7月末~8月上旬にかけてパリオリンピックも開催されるため、

水泳はこの1年で大きな世界大会が3回も開催されるという異常事態らしいです。

水泳ファンには嬉しいことこのうえ無しですね!







テーマソング!

4)音

世界水泳といえば欠かせないのはB'zの「ソシテーカーガヤーク ウルトラソウッ ヘイッ!!」

ではないでしょうか?

ここまで脳内再生が容易にできる曲もなかなか無いと思います。


この曲、なんと2001年のCD発売から20年以上経った今でも使われているというモンスターソングです。

今回の大会でもよく流れてきてましたね。

※途中何回かは別の曲がテーマソングだったこともあるらしいのですが。







開催競技について

5)競技


今大会では、

1)競泳競技

2)飛込競技

3)ハイダイビング(女性は20m、男性は27mからの飛込)((((;゚Д゚))))

4)水球

5)アーティスティックスイミング(旧シンクロナイズドスイミング)

6)オープンウォータースイミング(川、湖、海、水路など自然の水域で競技)

という6種別、75種目の競技が行われました。



TV中継で見られる、赤色のラインは世界記録のペースを表示していて、これより先にいれば世界記録ペースらしいです。今年もいくつもの世界記録が塗り替えられました。

中でも、女子のオーストラリアのフリーリレーは4×100m、4×200mの両方で世界新記録という圧巻具合でした。極めつけは男女混合でも世界新でした。すごっ(゚□゚)



日本は2022年の第19回世界水泳ブダペスト大会までで133個のメダルを獲得してます。

金14個、銀47個、銅72個です。(今回大会10個のメダルを獲得し、合計143個になりました。)


金も銀も銅も同じ個数しか世の中には出ないので、逆に金メダルめっちゃ獲ってる国もあるってことですね。



そうです。アメリカはなんと200個を超える金メダルをこれまで獲得。銅メダルの倍くらい獲ってます。すごっ(゚□゚)

ちなみに過去の国別メダル獲得総数の1位はダントツでアメリカです。600個超えています。

特に競泳で強く、今回大会の競泳の各種目もほとんどで誰かしらがメダル獲得していました。







水泳競技の歴史について

1)水泳

水泳は昔はスポーツと考えられておらず、古代オリンピックの種目には無かったそうです。

水泳がスポーツとして発展したのは19世紀のイギリス、最初の競泳大会は1837年とのこと。


現在、競泳種目は「自由形」「背泳ぎ」「平泳ぎ」「バタフライ」の4種目です。

「自由形」は基本全員がクロールで泳ぎます。


私は以前から思ってました。

全部泳ぎ方の名前なのになんでクロールだけ「自由形」って言うんだろう?




と。


ここで問題です。

下記の各泳法、生まれたのが古い順に並べてみてください。





A:平泳ぎ

B:背泳ぎ

C:クロール

D:バタフライ











それでは答え合わせを。












泳法誕生の軌跡


第一回近代オリンピック当時(1896年大会)の競技は自由形のみ。

みんながみんな平泳ぎで泳いでた。

6)平泳ぎ




↓  ↓  ↓



息継ぎってタイムロスだなー。

そうだ、上むいて泳げば息継ぎ要らないんじゃ??



↓  ↓  ↓



背泳ぎ爆誕!

7)背泳ぎ2

こっちの方が速いぞ!!ってことでみんな背泳ぎしだす。





↓  ↓  ↓



み、、、みずしぶきが美しくないーーー!! (#゚Д゚)
美しき平泳ぎを守りたい!! (#゚Д゚)

運動勃発。


↓  ↓  ↓




結果、自由形(みんな平泳ぎ)、背泳ぎの2種目に。






↓  ↓  ↓






超速い泳ぎ方見つけちゃったんですけど!!





↓  ↓  ↓




クロール爆誕!

3)クロール2





↓  ↓  ↓






み、、、みずしぶきが美しくないーーー!! (#゚Д゚)
平泳ぎこそ美しさの極み!平泳ぎの伝統を守れ! (#゚Д゚)

運動勃発。




↓  ↓  ↓



結果、自由形(みんなクロール)、背泳ぎ、平泳ぎの3種目に。



↓  ↓  ↓



膝を痛めた日本の長沢次郎選手、ドルフィンキックを考案。

いいじゃん!推進力やべーじゃん!

って世界中に広がる。



↓  ↓  ↓



ちょっとまって??

平泳ぎの定義改めて教えてもらっていい??


  • うつ伏せ
  • 手の動きが左右対称
  • 足の動きが左右対象 

!!??




OK!!最速の平泳ぎが完成したぜ!!




↓  ↓  ↓




バタフライ爆誕!

8)バタフライ





↓  ↓  ↓




み、、、みずしぶきが美しくないーーー!! (#゚Д゚)
平泳ぎこそ美しさの極み!平泳ぎの伝統を守れ! (#゚Д゚)
この新型平泳ぎはもう別の泳法だ!それでいいよね!平泳ぎ至上主義だよね! (#゚Д゚)




↓  ↓  ↓



結果、自由形(基本クロール)、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4種目に!








ということで、平泳ぎこそ美しさの極み、至極の泳法らしいです。

6)平泳ぎ






正解は、A→B→C→Dでした!




ちなみにクロールにはドルフィンキックを使ったドルフィンクロールなる泳ぎ方もあるらしく、めっちゃ速いそうですが体力の消耗が激しくスタミナが持たないので主流にはなりきってない模様。





へぇ~~!!






さて、ここまで世界水泳のウンチクを述べてきましたが最後にちょっとだけ活動報告を!








WE meet the FUTURE

9)WE



週末に世界水泳のマリンメッセ会場にいたのは、世界水泳2023福岡大会をきっかけに始まった「WE meet the FUTURE ~FUKUOKA Sustainable Action~」プロジェクトにセンドが関わっており、ブースでこの取り組みに関するフライヤーを配ったり、ゴミ箱の案内をしたりしていたからでした。

センドはこのプロジェクトの、オリジナルグッズの開発や販売におけるサービスディレクションを担っています。



「WE meet the FUTURE ~FUKUOKA Sustainable Action~」は、目の前の地域から自然環境を健全にしていく社会実験プロジェクトで、グッズの収益は環境保全団体の活動資金となり、当面は海底のゴミの底引きなどの費用に充当される予定です。これから、地場で活躍するアーティストとのコラボグッズの開発なども予定されています。


▼グッズ販売サイト
https://odm-p1.com/collections/we-meet-the-future

▼ファンファン福岡さんの記事
https://fanfunfukuoka.nishinippon.co.jp/137427-2/



10)WE

11)ロゴ2



今回の世界水泳を機に福岡で発足した本プロジェクト、今後も続いていきます!!

ご支援のほどどうぞ宜しくお願いいたします!

Writer

笠井 聡成 / アニ

鳥栖の黒豹を自称し、スピードに命をかけて育った学生時代。短距離の。そして「世の中、気合いと根性」と決めつけて社会に出、荒波にもまれた後、「世の中、や…

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