Works

地域企業様と共創で実現した売上拡大の軌跡

広報担当の肥山です。

弊社の実績についてご紹介いたします。

今回は福岡の名物「もつ鍋」を取り扱う株式会社 LAV様(もつ鍋おおやま)との取り組みをご紹介いたします。

福岡名物のもつ鍋は、福岡の食文化を象徴する存在として、多くの人々に愛され続けています。福岡の味覚を全国へと広げるための戦略を練り上げ、その成果は地域の魅力を再認識させる素晴らしい実績となっています。

弊社と株式会社 LAV様との取り組み事例として、弊社プロジェクトメンバーである松嶋さん益田さんのお二人にお話を伺いました。


取り引き当時は松嶋さんが担当されており、現在は益田さんがメインで担当されています。

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左:益田さん、右:松嶋さん

もつ鍋なので、牛のポーズをしてくれました!


株式会社 LAV様(もつ鍋おおやま)

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博多もつ鍋 おおやま本店

株式会社 LAV様(もつ鍋おおやま)は、2004年の創業以来、全国に27店舗を展開し、博多の顔として確固たる地位を築いています。2024年には創業20周年を迎え、2025年3月24日には広島店もオープン。

店舗数の拡大だけでなく、「NABE & PEACE ~本場のもつ鍋とほっとするひとときを全国へ~」というタグラインのもと、ECでも本場博多の味を届けるなど、次のステップに挑戦されています。

福岡県内のもつ鍋売上No.1、さらに、博多駅周辺だけでも7店舗、福岡空港には店舗と大きな看板、PayPayドームには「もつ鍋おおやま5ゲート5番ゲート」があり、ゲート前には巨大なもつ鍋がプリントされているなど、名実ともに博多の顔といえる存在になっています。


公式サイト
https://www.motu-ooyama.com/

通販サイト
https://umai-motu-ooyama.com/


ここからは、松嶋さんと益田さんにインタビューした内容をお届けいたします!


株式会社 LAV様を知ったきっかけはなんですか?

松嶋
センドグループ代表の品川が、西日本新聞社主催のセミナーで「ネット通販のプロモーション」について登壇した際、LAV様の通販責任者から「センドさんと一緒に仕事したい!」というお声をいただいたことがきっかけです。

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松嶋さん

肥山
LAV様とは創業時に近い時期からお取引されていて、長いイメージがあります。

株式会社 LAV様の目標を教えてください。

益田
目標はシンプルで、「コロナ禍2021年の年間売上(過去最高)を上回ること」です。

EC売上が一時的に高騰した時期から、コロナ後の店舗回復とともに、EC事業も再び新たな高みを目指す必要がありました。

Q.株式会社 LAV様の取引開始時の状況を教えてください。

益田
2024年の大きな課題は、コロナ禍の2021年の売り上げを、超える売り上げを達成することでした。巣ごもり需要もあり、コロナ禍の2021年のEC売上は過去最高を記録しました。

しかし、コロナ禍が去り、店舗の売上は回復していく一方、ECの売上はコロナ禍前に戻っていたため、ここから新たに過去最高売り上げを目指していくことが、2024年の目標でした。

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益田さん

Q. 目標達成のために提供したソリューションを教えてください。

益田
まずは、SEO対策に注力しました。2023年にドメイン変更とカート移管を行ったあとで、SEOの順位が下がっていたため、弊社のパートナー様と一緒に協力しながら、SEO視点からのサイト全体の改善や外部施策などを実施しました。

また、これまで実施してこなかったディスプレイ広告やアフィリエイトなどにも積極的に出稿し、新規ユーザーの獲得を進めました。

さらに、リピート購入を増やすため、既存ユーザーへのメルマガ、LINEの配信量を2~3倍まで増やしました。そのために、月に3回以上のキャンペーンを継続して実施しています。

そのほか、購入単価を増やすための新商品の開発、ユーザーアンケートなどなど様々な施策を実施しています。

これらの取り組みが総合的に目標達成へと結実したと考えています。

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LINEのメルマガでお得なセールのご案内


Q. 成果について教えていただけますか?

益田
今期は、これまでの6ヵ月間、毎月前年比を上回る成果を出すことができました。特に、10月から12月の繁忙期には、目標としていた2021年の売上を超える成果を達成しました。現時点では、年間売上も過去最高になる見込みで、非常に満足のいく結果となっています。

松嶋
コロナ禍の中で、ECでの売上が上がって、その売上をさらに超え続けているっていうのは、本当に素晴らしい成果だと思います。ここは強調してお伝えしたいです!

Q.成果に繋がった一番のポイントは何ですか?

益田
一番のポイントは、広告にかけられる予算を正確に算出し、それを実行できたことだと思います。具体的には、冬の需要が高まる12月に顧客を大きく獲得することに重点を置き、その後の1年間でリピートしてもらうという戦略を立てました。

ROAS(広告の費用対効果)の設定を見直したことも成果に繋がった要因の一つです。

以前は広告媒体ごとに一定のROAS目標を設定していましたが、現在はディスプレイ広告、一般広告、指名検索広告それぞれに目標を設定し、全体としてより高いROASを目指す運用に変わっています。

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肥山
広告にかける予算があるとその分、効果も期待できるということですね!

LAV様と一緒にお仕事をされてどう感じていらっしゃいますか?

益田
LAV様と一緒にお仕事させていただいて、同じチームの一員という感覚ですね!

現在はLAV様の担当の方が3名いますが、自分も含めて4人チームで、目標に向かって日々励んでいます!長くお取引が続いている理由もそこにあるのかなと思っています。

担当者コメント

松嶋
最初の出会いの時から、『センドさんと仕事をしたい!』というお言葉をいただき、非常に励みになりました。取り組みを始めて比較的早く売上が伸び、『本当に一緒に仕事をしてよかったです』と感じていただけたこと、また『コンサルでお願いしている領域以外のことも相談できる』とご評価いただけた点は、大変嬉しく思っています。

益田
2024年12月に日商、月商それぞれでギネス記録を更新した際に、『センドさんのおかげでやっと超えられました!』というお言葉を頂いたのが、一番印象的でした。

これまでは自社サイトを中心に施策を展開してきましたが、今後はモールや同梱物など、さらなる施策にも注力していく予定です。LAV様社内では、まだ店舗が売上の大部分を占めており、EC事業部の存在感は決して大きいとは言えません。そこで、売上規模を現状の2倍に引き上げ、工場の拡張やEC事業部の人員増加も視野に入れた成長戦略を進めていきたいと考えています。

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肥山
この度はご協力ありがとうございました。


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