こんにちは、堤です。
センドのブログをご覧下さりありがとうございます。
突然ですが。
皆さんは服を買う時に好きな色を買いますか?似合う色を買いますか?
コーディネートしやすい色、という方もいらっしゃるかもしれません。
私は合わせやすさ重視でモノトーン、主に黒ばかりを購入していました。
「買ったけどあまり着ていない服ある=買い物の失敗」がストレスになっていると気づいて以来、「無難な選択」に拍車がかかりタンスの中はほぼ黒です。目当ての服を探すのが大変です。
そしてふと、気づきました。
最近おしゃれを楽しもうとしていない、ということに。
服を選ばない日はないというのに、楽しまないのはもったいないんじゃないか。
そんなことを考えていた時期に姉と会いました。赤いセーターを着ていました。
普段寒色系の服、特に青緑色を愛する彼女が着る「赤」は新鮮でインパクトがあって、何よりとても素敵だったんです。めずらしいね、似合ってるね、どうしたの?と聞いてみれば、パーソナルカラー診断を受けたと。
コレだ。
ということで、珍しく即行動。翌日には予約を完了しました。
パーソナルカラー、もちろん自己診断したことあります。
パーソナルカラーについての詳しい説明は、えとーさんのブログ記事をぜひご覧下さい!
https://www.sen-do.co.jp/blog/911/
大きく4タイプにわかれまして、ブルべ夏、ブルべ冬、イエベ春、イエベ秋。
私も何度も自己診断したことがあります。
- 黒目はハッキリしている
- すぐに日焼けして、なかなか戻らない
- シルバーよりもゴールドが似合う(結婚指輪もあえてゴールドを選んだほどに)
と回答を進めると、ほぼ100%同じ結果で「イエベ秋」。おすすめのカラーを見てみると、好きな色だししっくりくる。もしファッションに色を取り入れるならこのあたりと思っていたのです。
ですが。
着なくなった理由①
化粧で挽回できないほど顔色が悪く見え、今日元気ない?と聞かれる。元気がない気がしてくる。
着なくなった理由②
ふと鏡に映った自分を見て地味さにびっくりする。地味だという自覚はあれど、えっ、ここまで?と悲しくなる。
……もしかして私は「イエベ秋」ではないのでは?いや、「イエベ秋」だけどちゃんと「イエベ秋」色を選べていない可能性もある……そんな疑心暗鬼を抱え、答え合わせをする気持ちで当日を迎えました。
パーソナルカラー診断
なぜカラー診断を受けようと思ったのか、日常の色に関する悩みは何か、などヒアリングから始まります。
- モノトーンばかりになってしまうので、違う色にも挑戦してみたい
- ブラウン系アイシャドウを選ぼうとしたとき、選択肢が多すぎて分からなくなった
- 顔色がくすんでいる、元気がない印象
などなどを伝えた後、実際に肌や目、髪、を見て診断をして頂きます。
- 目:白目が青みがかっている
- 肌:オークル 赤みなし 皮膚は厚め、マットタイプ
- 髪:黒さ、コシ、量は標準
- まつ毛・眉毛:量、色、標準
と、細かくパーツの特徴を観察した後、鏡の前でシーズン毎のドレープを肩から胸に掛けるようにして当てていきます。
その結果・・・
「ブルべ冬」
ブルべとイエベの二択すら合っていないじゃないかと。
自己認識の歪みが明らかになりましたね。自分を客観視することの難しさを感じます。
ブルべ冬のカラーチャートが示す色は、今まで手にしたことのなかったような色ばかり。イエベ秋カラーが私にはなじみ深いのですが……と、まだ疑う気持ちでいっぱいです。
実際にドレープを掛けて一色づつ確認していくことで百聞は一見に如かず、納得。
色一つでこんなにも顔色も印象もかわるのかと驚きました。似合う色を10色選んでもらえるのですが、個人的に一番楽しい時間でした。
ちなみに10位に黒、1位が純白だったため、無難にそろえていたモノトーン=似合う色だった、という嬉しい結果も。
そして、こちらの診断はすっぴんで挑むため似合わない色を合わせた時の顔色は絶望的です。
私の場合はベージュ系、キャメル系でした。身に付けるアイテムでは選ばない方がいいです、選ぶとしても顔から離して、面積は狭く、とアドバイスをいただきました。鏡に映った自分を見て相容れない色だとよく分かるので、今後選ぶことはないでしょう。
ヘアカラーや、メイクのアドバイスも下さいます。
種類が多くて選べないと私が悩んでいたブラウン系のアイシャドウですが、ブルべ冬にはブラウン系は不向きとのこと。選ぶなら、ブルーやパープルなどの寒色系、シルバー、深い赤。アイシャドウはしっかり色を付けるよりも端の方に少し乗せる程度の方が似合うとのことでした。
色白な方は、白いキャンパスにはどんな色も映えるように似合わない色は基本ないそうです。けれどやはりパーソナルカラーはあるので、身につけることでパッと目を引く華やかさが生まれるんだとか。色を味方につけたいのであればぜひ一度診断を!とのことでした。
パーソナルカラーの4タイプは生まれ持った外見的特徴による診断ですので、日焼けしたり年を重ねて肌質が変化したとしても結果が変わることはないらしく、一生に一度受ければ十分。もし受けるのであればちゃんとした診断が受けれる標準光(晴れたの昼の明るさ)の照明を採用しているお店をおススメします。照明の色が昼白色、電球色かどうかで肌も色も見え方が変わるため、照明はカラー診断で重要な要素です。
診断、その後
さて。
診断その後はと言いますと、今まで素通りしていた色に目が向くようになりました。
ということで私が最近買ったセーターの色は、
人生で初めての「鮮やかな青」!
正直手に取った時も全然しっくりこず、いやいや大丈夫か……?と疑いのまま試着。
いままで着たことのなかった色のセーターを着る。
たったこれだけのことなんですが、35年の付き合いである自分の新たな一面と出会ったような、そんな嬉しい瞬間でした。
母になり年齢も重ねて無難を選ぶようになり、ファッションへの興味が薄れかけていましたが、「変化って刺激的で楽しい」という前向きな気持ちを得ることができました。
同じような色ばかり買ってしまう、ファッションに変化が欲しい、好きな色が似合わない気がしてきた、自分の新たな一面と出会いたい!という方におすすめです。似合う色を選んでもらえるというなかなか無い経験も楽しかったので、ご興味ある方はぜひ行かれてみて下さい!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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